朝晩の空気がひんやりと冷たくなり、日が暮れる時間も少しずつ早くなってきました。
「最近、手足が冷えるようになった」
「肌や喉の乾燥が気になる」
「朝、布団から出るのが少しつらい」
そんな小さな変化を感じていませんか?
2026年は10月23日頃に迎える二十四節気「霜降(そうこう)」は、秋の最後の節気です。
秋が深まり、冬の訪れを感じ始めるこの時季は、冷えを防ぎながら、乾燥から体をいたわることが大切になります。
今回は、霜降の意味や季節の変化、毎日の暮らしに取り入れたい養生習慣をご紹介します。
国際中医薬膳師・座親仁子さんおすすめの食材「白きくらげ」と、秋にぴったりの温かい薬膳デザートもご紹介します。
この記事でわかること
・霜降とはどんな季節なのか
・霜降の頃に気をつけたい冷えと乾燥
・霜降の養生に取り入れたい白きくらげ
・白きくらげと梨の温かい薬膳デザート
・冬を迎える前に始めたい3つの養生習慣
・秋の終わりに始めたい美容と養生習慣
霜降とは?秋から冬へ移り変わる季節

霜降(そうこう)は、二十四節気のひとつで、寒露の次、立冬の前にあたる節気です。
2026年の霜降は10月23日。
名前のとおり、朝晩の冷え込みが強まり、地域によっては霜が降り始める頃を意味しています。
日中は過ごしやすい陽気でも、朝晩には冬の気配を感じるようになり、木々の葉も少しずつ色づいていきます。
この時季に意識したいのは、本格的な寒さが訪れる前に、暮らしを少しずつ冬仕様へと整えていくこと。
衣服を一枚重ねることも、温かい食事を選ぶことも、立派な季節の養生です。
無理に生活を変えるのではなく、季節の移り変わりに合わせて、自分の体にも目を向けてみましょう。
霜降の頃に気をつけたい「冷え」と「乾燥」

霜降を迎える頃は、朝晩の冷え込みが強まり、空気の乾燥も進んでいきます。
日中は暖かくても、朝晩には冬のような寒さを感じる日も増え、肌や喉の乾燥が気になる季節です。
中医学では、秋は「肺」と関わりが深く、乾燥から体をいたわる「潤い」の養生が大切にされています。
ここでいう「肺」は、現代医学の肺という臓器だけを指すものではなく、呼吸や体表の働きなどを含む東洋医学独自の概念です。
一方、冬に向かって気温が下がるこの時季は、体を冷やさない工夫も欠かせません。
つまり、霜降の養生で意識したいのは、「潤すこと」と「温めること」の両方を大切にすること。
温かい食事や飲み物を選びながら、季節に合った食材を取り入れていきましょう。
そんな霜降の食養生におすすめしたいのが、薬膳で潤いを養う食材として親しまれている「白きくらげ」です。
薬膳師おすすめ!霜降の養生食材「白きくらげ」

霜降の時季に取り入れたい食材として、国際中医薬膳師・座親仁子さんがおすすめするのが「白きくらげ」です。
白きくらげは、半透明でひらひらとした形が特徴のきのこの一種。
中国では古くから食材として親しまれ、薬膳料理やデザートにもよく使われています。
白きくらげは、秋の「潤い」を意識した食材
薬膳では、白きくらげは「潤肺(じゅんぱい)」という考え方に結びつけられる食材です。
潤肺とは、中医学において、乾燥しやすい季節に肺の潤いを養うという意味を持ちます。
秋の乾燥が気になる時季に、食事から潤いを意識する食養生のひとつとして取り入れられています。
白きくらげは味にクセが少なく、料理にもデザートにも使いやすいのが魅力です。
スープに加えたり、果物と一緒に甘く煮たりすることで、毎日の食卓にも取り入れられます。
白きくらげは、温かくして食べるのがおすすめ
白きくらげは、お水で戻してからじっくり煮込むと柔らかくなり、ぷるぷるとした独特の食感が楽しめます。
冷たいデザートにも使われますが、朝晩が冷え込む霜降の時季には、温かいスープやデザートにするのもおすすめです。
乾燥する季節だからこそ、冷たいものばかりに偏らず、温かい料理でほっとひと息。
季節に合わせた食べ方を楽しんでみましょう。
霜降の薬膳レシピ|白きくらげと梨の温かいデザート

白きくらげには、こんな楽しみ方もあります。
秋が旬の梨と白きくらげを組み合わせた、やさしい甘さの温かいデザートです。
梨も薬膳では潤いを意識する食材として知られています。
白きくらげのぷるぷるした食感と、煮込んだ梨のやわらかな甘さが楽しめる、秋にぴったりの一品です。
材料(2人分)
- 乾燥白きくらげ:5g
- 梨:1/2個
- 水:400ml
- 氷砂糖:15〜20g
- クコの実:小さじ1(お好みで)
※甘さはお好みで調整してください。
作り方
① 白きくらげを戻す
乾燥白きくらげを商品の表示に従って水で戻し、硬い石づきを取り除いて、食べやすい大きさにちぎります。
② 梨を切る
梨の皮と芯を取り除き、ひと口大に切ります。
③ 白きくらげを煮る
鍋に水400mlと白きくらげを入れ、弱火で30〜40分ほど煮込みます。白きくらげが柔らかくなるまで、必要に応じて水を足しながら加熱してください。
④ 梨と氷砂糖を加える
梨と氷砂糖を加え、さらに10〜15分ほど煮ます。梨が柔らかくなり、白きくらげがぷるぷるとした食感になれば出来上がりです。
⑤ 温かいうちにいただく
お好みでクコの実を加えてひと煮立ちさせ、器に盛りつけます。温かいうちに、ゆっくり味わいましょう。
おいしく作るポイント
白きくらげは、じっくり煮ることで柔らかくなり、種類によっては煮汁にも自然なとろみが生まれます。
梨は煮込むことで食感が柔らかくなり、自然な甘みを楽しめます。
甘さを控えめにしたい場合は、氷砂糖を減らしてもおいしくいただけます。
特別な調理技術がなくても作れるので、休日の午後や、ゆっくり過ごしたい日のデザートにもおすすめです。
※薬膳の考え方に基づく一般的な食養生の紹介であり、特定の疾病の予防・治療を目的とするものではありません。
冬を迎える前に始めたい3つの養生習慣
霜降は、秋から冬へと暮らしを切り替えていく時季。
特別なことを始めなくても、毎日の小さな習慣で季節に寄り添うことができます。
1.温かい食事を増やす
朝晩の冷えを感じるようになったら、食事にも温かい料理を取り入れてみましょう。
具だくさんの味噌汁や野菜のスープ、鍋料理などは、手軽に温かい食事を楽しめる方法です。
生姜やねぎ、かぼちゃ、きのこなど、秋に身近な食材を使うのもよいでしょう。
忙しい日は、いつもの食事に温かい汁物を一品加えるだけでも十分です。
無理なく続けられることを大切にしましょう。
2.首・手首・足首を冷やさない
季節の変わり目には、服装の調整も大切です。
特に首・手首・足首の「三首」を意識して、冷たい風から体を守りましょう。
ストールや薄手のカーディガン、靴下などを上手に活用すると、気温の変化にも対応しやすくなります。
日中は暖かくても、帰宅する頃には肌寒くなる日もあります。
外出するときには、一枚羽織れるものを持っておくと安心です。
3.夜は早めに休む時間をつくる
秋が深まるにつれて、日が暮れる時間も早くなります。
夏と同じように活動し続けるのではなく、夜は少しずつ休息を意識した過ごし方に切り替えてみましょう。
寝る前のスマートフォンを少し控えたり、温かい飲み物を楽しんだり。
照明を落として、静かな時間を過ごすのもおすすめです。
忙しい毎日だからこそ、自分をいたわる時間を後回しにしないこと。
それも、冬を迎えるための大切な養生です。
秋の終わりに始めたい、毎日の美容と養生習慣
霜降を迎える頃は、朝晩の冷え込みが強まり、空気の乾燥も気になる季節です。
薬膳では、白きくらげなどの食材を取り入れながら、季節に合わせて食生活を整えることを大切にしています。
そして、忙しい毎日の中では、無理なく続けられる習慣を見つけることも大切です。
温かい一杯で、ほっとひと息|美膳茶 リバティ
冷え込みが気になる朝や、仕事の合間のリラックスタイムに。
KireiProductsの美膳茶「リバティ」は、毎日の健やかな生活をサポートする機能性表示食品のお茶です。
温かいお茶をゆっくり味わう時間を、自分自身をいたわる小さな習慣にしてみませんか。
朝の美容習慣に|プロタージュ
秋から冬にかけては、肌の乾燥など、美容面での季節の変化も気になり始めます。
そんな時季こそ、外側からのスキンケアだけでなく、毎日の食生活や美容習慣にも目を向けてみましょう。
KireiProductsの「プロタージュ」は、忙しい朝にも取り入れやすい美容習慣パウダー。
朝のひとときに、自分の美容を意識する習慣としておすすめです。
まとめ|霜降は、冬に向けて自分を整える季節
霜降は、秋の終わりと冬の始まりを感じる節気です。
朝晩の冷え込みや空気の乾燥など、季節の変化を感じやすいこの時季。
本格的な寒さが訪れてから慌てるのではなく、今のうちから少しずつ暮らしを整えていきましょう。
温かい食事をとる。
白きくらげなど、秋の食養生に親しまれてきた食材を楽しむ。
体を冷やさないように工夫する。
そして、疲れた日は少し早めに休む。
大切なのは、特別なことを頑張るのではなく、自分に合った心地よい習慣を続けることです。
冬を迎える準備は、自分をいたわることから。
この霜降の季節も、毎日の小さな養生を大切にしていきましょう。
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