秋分の過ごし方|乾燥・冷えに備える秋の養生とおすすめの食べ物

秋分の頃になると、日中はまだ暖かさが残る一方で、朝晩には少しずつ冷えを感じるようになります。

昼と夜の長さがほぼ同じになる秋分は、夏から秋へと季節が大きく切り替わる節目。 暑さで疲れた体をいたわりながら、これから深まる秋に向けて、暮らしや食事も少しずつ整えていきたい時期です。
 

秋分とは?秋が深まり始める節目

秋分は、二十四節気のひとつ。 昼と夜の長さがほぼ同じになる頃で、秋分を過ぎると少しずつ夜の時間が長くなっていきます。

日中にはまだ暑さを感じる日もありますが、朝晩の空気には秋らしい涼しさが増え、季節が大きく変わっていく時期です。

夏と同じように冷たい飲み物を続けたり、薄着のまま過ごしたりしていると、気温の変化に体がついていかないことも。

秋分を迎えたら、その日の気温や体調に合わせながら、少しずつ秋の暮らしへ切り替えていきましょう。
 

秋分の頃に感じやすい体の変化

秋分の頃は、暑さがやわらぐ一方で、朝晩と日中の気温差が大きくなります。 また、夏の湿気が少なくなり、空気の乾燥を感じ始める頃でもあります。

喉や肌の乾燥が気になり始める

空気が乾燥し始めると、喉や鼻、肌などにも変化を感じやすくなります。 水分をとるだけでなく、汁物や温かい飲み物などを毎日の食事に取り入れるのもおすすめです。
 

朝晩に冷えを感じやすくなる

昼間は暑くても、朝晩にはぐっと気温が下がることがあります。 薄手の羽織りものを用意したり、冷たい飲み物ばかりにならないよう意識したりしながら、体を冷やしすぎないようにしましょう。
 

夏の疲れが残っていることも

夏の暑さによる疲れが残っているところに、寒暖差や季節の変化が重なると、なんとなくだるい、疲れが抜けにくいと感じることもあります。

こんな時期こそ、何か特別なことを始めるより、食事や睡眠、入浴など毎日の基本を整えることを大切にしてみてください。
 

秋分から意識したい3つの養生

1.乾燥から体を守る

秋が深まるにつれて、空気は少しずつ乾燥していきます。

こまめな水分補給に加えて、汁物や温かい飲み物などを取り入れながら、食事からも水分を補うことを意識してみましょう。
 

2.冷やしすぎない

日中に暑さを感じると、つい夏と同じように冷たい飲み物や食べ物を選びたくなります。

けれども、秋分の頃は朝晩の気温が下がり始める時期。 常温や温かい飲み物、汁物や煮物などを少しずつ取り入れて、夏から秋の食事へ切り替えていきましょう。

夏の疲れが残っているところに、寒暖差や季節の変化が重なると、なんとなくだるい、疲れが抜けにくいと感じることもあります。

秋の寒暖差によるだるさや疲れについては、 「季節の変わり目にだるいのはなぜ?寒暖差で疲れやすい秋の体の整え方」 でも詳しく紹介しています。
 

3.夜は少しゆっくり過ごす

秋分を過ぎると、少しずつ夜の時間が長くなっていきます。

夏の活動的なリズムから、ゆっくり休む秋のリズムへ。 湯船につかる、温かい飲み物を飲む、照明を少し落とすなど、眠る前に気持ちをゆるめる時間をつくるのもおすすめです。

夜の過ごし方を整える「夜のリチュアル」についてはこちら
 

秋の夜の休養習慣に、カルナガーデン

日が短くなり、夜の時間が少しずつ長くなる秋分の頃。 一日の終わりに温かい飲み物を取り入れたり、ゆっくり過ごす時間をつくったりしながら、 夜のリズムを整えていくのもおすすめです。

カルナガーデンは、毎日の休養習慣に取り入れやすいリチュアルアイテム。 忙しい一日の終わりに、自分をいたわる時間をつくりたい方におすすめです。

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秋分に取り入れたい食材

 

秋分の頃は、夏に消耗した体をいたわりながら、これからの季節に備えていきたい時期。

薬膳では、季節やそのときの体の状態に合わせて食材を選ぶことも、養生のひとつと考えられています。


薬膳では、体を養い、元気を補う食材のひとつとして考えられています。夏の疲れが残りやすい秋の始まりにも取り入れやすい食材です。

もち米
体を温めながら、エネルギーを補う食材として扱われます。朝晩に涼しさを感じ始める頃にも取り入れやすい食材です。

イモ類
さつまいもや里芋などのイモ類は、胃腸をいたわりながら、体を養う食材として考えられています。

きのこ
きのこ類は、毎日の食事で体の調子を整えたいときに取り入れやすい食材。種類によって薬膳での捉え方も異なります。

鶏肉
薬膳では、体を温め、気を補う食材として考えられています。夏の疲れや朝晩の冷えが気になり始める頃にも取り入れやすい食材です。

※薬膳では、同じ食材でも体質や体調によって取り入れ方が異なる場合があります。
 

 

薬膳というと、特別な食材や難しい料理を想像するかもしれません。

でも、季節に合った食材をいつもの家庭料理に取り入れることも、日々の養生につながります。

秋分におすすめの献立

栗ご飯
鶏肉ときのこの煮物
里芋のお味噌汁

栗ご飯

秋らしい栗に、もち米を少し加えた栗ご飯。 季節を感じながら、栗ともち米を一緒に取り入れられる一品です。
 

鶏肉ときのこの煮物

鶏肉と旬のきのこを合わせた、温かい煮物。 しいたけやしめじ、まいたけなど、その日に手に入ったきのこで気軽に作れます。
 

里芋のお味噌汁

里芋を温かいお味噌汁に。 朝晩に涼しさを感じ始める頃は、温かい汁物を一品添えるだけでも、食卓がぐっと秋らしくなります。

すべてを一度にそろえなくても大丈夫。 まずは栗ご飯を炊いてみる、いつものお味噌汁に里芋を加えてみるなど、旬の食材をひとつ取り入れるところから始めてみましょう。
 

秋分から始めたい、小さな秋支度

季節が変わるからといって、暮らしを一度に変える必要はありません。

朝の冷たい飲み物を温かいものに変えてみる。
夜は湯船につかる。
寝具やパジャマを少しずつ秋仕様へ変える。

そんな小さな変化でも、季節に合わせて自分を整えるきっかけになります。
 

まとめ|秋分は、暮らしを秋へ切り替える節目

秋分は、夏から秋へと季節が大きく切り替わる頃。

日中の暑さだけを見て夏と同じ過ごし方を続けるのではなく、朝晩の涼しさや空気の乾燥など、小さな季節の変化に目を向けてみましょう。

栗やイモ類、きのこ、鶏肉など、秋の食材をいつもの食卓に取り入れることも、季節に寄り添うひとつの方法です。

頑張って何かを増やすのではなく、その日の気温や体調に合わせて少しずつ整えていく。

秋分を、そんな秋支度を始めるきっかけにしてみてください。