なんとなく体が重い。
眠っても疲れが抜けない…

甘いものより、なぜか少し苦いものが気になる。
それは、体が「春に向かう準備」を始めているサインかもしれません。
節分は、ただ豆をまく日ではなく、季節と体が切り替わる節目。
この時期の体に起きやすい変化と、無理をしない「養生の考え方」についてお話しします。
節分は「春の入口」に立つ日
東洋の考え方では、節分は立春の前日。
つまり、冬が終わり、春へと向かう“境目”。
この時期は
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ため込んだものを外へ出そうとする
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巡りを起こそうとする
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体も心も揺らぎやすい
そんなタイミングです。
「なんとなく不調」は、整っていないのではなく、動き出そうとしている途中なのかもしれません。
なぜこの時期、苦みを欲しがるの?

春の養生でよく出てくるキーワードが「苦み」。
苦みは
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体の巡りを促す
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こもりがちなものを外へ出す
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目覚めをやさしく後押しする
役割を持つ味です。
春野菜に、菜の花・ふきのとう・春菊など、苦みのあるものが多いのも、自然な流れ。
「効かせる」より「動き出すきっかけをつくる」
それが春の養生です。
春の養生は「整えすぎない」がちょうどいい
春の養生は、「整えすぎない」ことから始まります
春に向かうこの時期、体は少しずつ外へ動き出そうとしています。
だからこそ必要なのは、何かを足したり、がんばって整え直すことではなく、静かに休ませる時間。
夜は「整える」より、照明を落とし、呼吸を深くし、一日の緊張をほどいてあげることを意識してみてください。
早めに眠るだけでも、体は自然と巡りを思い出し、春に向かう準備を始めてくれます。
養生は、変えることではなく、戻してあげること。
この時期は、整えすぎないくらいが、ちょうどいいのです。
節分のころにおすすめの飲みもの習慣

この時期の飲みものは「一杯で終わらせない」のがポイント。
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朝に淹れて
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日中、少しずつ
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体を冷やさず
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仕事の邪魔をしないもの
巡りを意識したお茶や、香りのあるブレンドは、
春の入り口にちょうど寄り添ってくれます。
節分は整え直す日ではなく、切り替えを受け入れる日。
少し苦みを取り入れて、少し巡りを意識して。
春に向かう準備を、静かに始めてみてください。
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